１１月８日（水）、法務省より令和５年司法試験の結果が発表され、本法科大学院から２名が合格されました。未修者コース出身２名（うち司法試験在学中受験プログラム履修者１名）でした。

この結果は、九州圏内の受験者のあった法科大学院では、５校中第３位の合格者数、合格率も第３位の9.52％の成績でした。

合格された２名の皆さんには、本法科大学院入学以来、弛まぬ努力と研鑽を積み、厳しい司法試験に見事合格されましたことに心よりお祝い申し上げます。また、合格者の皆さんをこれまで支えてこられたご家族の方々、ご支援いただいた方々、その他関係者の方々にもお礼を申し上げます。

法曹コース制度や司法試験在学中受験制度の開始など、法科大学院を取り巻く環境は激変の中にありますが、今回の司法試験合格者数は、昨年の４名より２名少ない２名で、合格率は昨年の19.04％より9.52％低い9.52％でした。本法科大学院にとって、大変厳しい結果となる中、見事司法試験合格を勝ち取られたお二人に改めて心からお祝いを申し上げます。

その一方で、今回残念ながら合格できなかった皆さんには、今回の敗因を直ちに分析し、それを克服するための対策を早急に講じ、次回の試験に向けて気持ちも新たに突き進んでいただきたいと思います。本法科大学院の教職員一同も、今回の極めて厳しい結果を受け止め、今後、結果の改善に向け、ひとり一人に寄り添いながら、皆さんの学修支援に邁進する所存です。